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『沈まぬ太陽』読破&映画版公式サイトがオープン。
ANAとJAL系の労組がストライキ計画を発表した中、山崎豊子の『沈まぬ太陽』を読み終えた。

shizumanutaiyo

変なタイミングで読み終わったと思う。

全巻読んで、思うことは色々あるが、恩地元の生き方を僕は肯定できない。

恩地は酷い目に合わされながらも、辞めてなるものかと闘ってきた。
だが、その代償はあまりに大きかったと思う。

妻を泣かせ、親の死に目にも立ち会えず…
特に子供二人は、海外勤務の影響で、しっかりとした教育を受けられない幼少期を送るはめになったし、成人してからも、父親がとってきた行動の代償が付き纏っている。
信念を貫こうとする男の生き方はカッコよくて、尊敬をする気持ちもある。
が、家族の気持ちを考えると、どうしても認められない。

『白い巨塔』の里見修二にも同じ感情を抱いた。だから対照的な財前五郎が好きだった。
財前と里見、恩地と行天。関係が似ているのはすぐ感じた。

なら恩地と対照的な人物である行天四郎は好きかと聞かれれば、
彼のような生き方はありだとは思うが、好きにはなれないと答える。
上司や官僚に媚び、出世第一の生き方は嫌だ。何より恩地を裏切った事が嫌いだ。
彼が恩地を裏切った辺りの内面の描写は、もっと細かく描いて欲しかったとは思う。

『不毛地帯』の壱岐正を髣髴させる龍崎一清。経歴は壱岐とほぼ同じ。
基本的には善の人として描かれていた壱岐に比べ、龍崎は汚い面が描かれてた。
アンチ壱岐的な人物を登場させたのは面白い。

それにしても会社側が恩地たち労組に行った仕打ちには呆れた。
ああいうことを平気でする企業もあるのかと怖くもなった。

御巣鷹山編では涙が出た。あのようなことは二度とあってはならないと改めて感じる。

今年、10月24日に渡辺謙主演の映画版が公開される。公式サイトもオープンした。

http://shizumanu-taiyo.jp/

ようやくの実写化。ここまで来るのは深い事情があって大変だっただろう。。。
アフリカ編、御巣鷹山編、会長室編を1本の映画にまとめるのは無茶だと思う。
せめて二部作くらいにはして欲しかったと思うが、
いい具合にまとまって、面白い映画になってくれれば嬉しい。

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200906162005
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