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「サマーウォーズ」感想
細田守、期待の最新作「サマーウォーズ」を鑑賞。

              summarwars


料金が1000円の日に公開だなんて気が利いているじゃないかぁ?♪

細かいことを語る前に率直に言ってしまおう。

面白かった!!

ハイ。じゃあ語っていきます。

※ネタバレありの感想なのでご注意あれ。
「時をかける少女」から早3年。青春映画だった前作とは変わって、
「サマーウォーズ」は家族をテーマにした娯楽アクション映画に。

物語の中心は陣内家の皆さん。とっても愉快な面々だ(笑)
個性豊かで面白いキャラクターばかり(覚えるのが一苦労だけど)

彼らの描写はこれまた妙にリアリスティック。

私は母方の親戚が多く、昔は皆で集まったものだが、そういう場における親戚同士のコミュニケーションの雰囲気が、この作品にはよく現れていた。座敷で食事をとるシーンは特にそう。
酒を注ぎあったり、酔っ払って語り始めちゃったりする大人。うるさく騒いだり、飲み物を零したりする子供。
あのワイワイガヤガヤとした空気がとても生々しい。自分の経験が映し出されているかのような感覚になった。

作中で当主の栄婆ちゃんが亡くなるが、その後がリアルだ。
遺影用の写真を探したりする姿とか特に。
悲しみの中で「こんな写真あったんだ」「この頃は若いねぇ」「アンタも写ってるよ」
みたいな会話をしながら写真を探すんだよねぇ。祖父母が亡くなった時を思い出す。

葬儀の準備に追われる女たち。それを手伝わず肝心な時に役に立たない男たち。
そして愚痴る女たち…ああいう光景も生々しいったらありゃしない(笑)

とにかくリアル。監督の演出力は見事だ。
また、劇場作品ならではの高品質な作画や美術が演出に一役買っている。職人芸だなぁ。。。
家族の描き分けや芝居、美しくノスタルジックな背景が素晴らしい。



細田守といえばデジタル描写の巧さに定評がある。
私のお気に入りでもある「ぼくらのウォーゲーム」では、子供にも分かりやすく何より楽しくデジタル空間を表現していたが、今回もそうだったといえる。キュートな動物のアバターや、ポップな世界感はハイテクに疎い人達が、本作を敬遠しないための工夫でもあるのだろう。

面白いと思ったのは、OZをプレイするにはPCだけではなく子機電話、携帯電話、携帯ゲーム機でもOKだということだ。70歳の万助が携帯ゲーム機(どうみてもDSi)でOZをプレイしているというのは、
DS効果でシニア層が孫とゲームをするという昨今の風潮をうまく反映させていたと思う。



褒めてばっかでも仕方がないので苦言も。
時かけでは主人公である真琴がストーリーを動かしていたが、健二は主人公というより狂言回しって感じで肩透かしをくらった。本作では彼の成長譚でもあるわけだが、あまりストーリーを動かしていなかったと個人的に思う。もっと彼を深く描いて欲しかった。そういう意味で主人公としての魅力は真琴に及ばず。

またヒロインである夏希もイマイチ?
バイトを頼んだくせに侘助に夢中で健二をほったらかしにしたのは、いくらなんでも健二が可哀想。
夏希がヒロインらしかったのは泣くシーンとラストの花札くらい。
むしろ中性的な雰囲気を持つ佳主馬の方がヒロインらしかった(笑)
健二って夏希よりも、佳主馬といる時間の方が長かったような。

キャラ数が多いから、それぞれを限られた尺の中で深く描けなかったのかもしれない。

お気に入りのキャラクターをあげるならば、栄婆ちゃんと侘助ですね。
あの二人の関係にもっとスポットを当てて欲しかったなぁ。。。
実は遺言のシーンで泣いたのですが、侘助を思いやる婆ちゃんの気持ちにグッときてしまいました。
カーチャンやバーチャンには弱い私は涙腺が速攻やられちゃいました(笑)

この作品は栄婆ちゃんの存在が核なんだなぁ。誰よりもキャラ立ちしていた気がする。



時かけに引き続き、プロの声優ではない方が起用されているのが特徴。
賛否両論になる部分ですが、時かけではそれが良い結果へと導いたと私は考えていますし、ハマっていれば全然問題ないんですよ。今回も良いキャスティングだっとと思う!

MVPは富司純子さんかな。
強い女性、当主としての貫禄、家族への愛・・・栄婆ちゃんを見事に演じてらっしゃいました。
さすがは大女優です。作品に深みが増していたなぁ。

佳主馬役の谷村美月さんも素晴らしい。時かけでも上手かったのよね。
オーディオコメンタリーで細田さんも絶賛していました。
そうそう時かけキャストといえば、仲里衣紗さん、板倉光隆さんも出演。
仲さん=真琴があの太ってる38歳の陣内由美ってすげぇ配役だ(笑)



とても楽しい娯楽映画だった。合戦の準備をしているシーンとか笑ったなぁ。
笑って泣ける。これぞサマームービー!って感じ。
達郎のエンディングテーマも染み入ってきたよ。。。

誰かと一緒に見に行くのがオススメ。友達や恋人や家族と見たい映画ですね。

私はまた見に行こうと思います。

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別窓 | 映画の話題 | コメント:2
200908020250
<<【懺・】さよなら絶望先生 第五話 感想 | Lounge ”Himajin” Killer | 金田伊功氏死去。>>
この記事のコメント
 
はじめまして
200908021745
ヴァーチャル世界の描き方が秀逸でしたよね。
アバターを使って見せてくれることで、とにかく分かりやすい!

特に最後の花札勝負のくだりは、最高に面白かったです。
2009-08-02 Sun | URL | にゃむばなな #-[ 内容変更]

 
200908021957
にゃむばななさん始めまして!

OZの描き方は素晴らしかったですね。
作画もCGもクオリティが高いし、とても解り易い作りで好感がもてました。花札勝負も楽しかったですね。

より細田監督のファンになりました。
2009-08-02 Sun | URL | John Doe #MDo56pwE[ 内容変更]

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